

さわら
魚の栄養と魚料理
しょうゆと砂糖で甘辛く照り焼きにしてもよし、粕漬けにして焼き物にしてもおいしい、「さわら」。
本来、「さわら」は「鰆」と書くように、春が旬の魚です。
しかし回遊魚で日本列島を北上することから、「寒さわら」を好む人もいらっしゃいますよね。
このさわら、1切れは80〜100gですが、程よい脂肪の乗り具合から、どのように料理してもおいしい魚料理となります。特に、ムニエルにし、さっぱりとトマトとレモンソースでいただくと、ちょっとおしゃれな魚料理となり、お母さんのレパートリーが広がります。ぜひ、試してみられてはいかがでしょう?
さわらのムニエルトマトソース

・下味として軽く塩、こしょうをし、牛乳にひたしてから小麦粉をまぶします。
・バターで両面をこんがりと焼きます。
・トマトソースは、にんにくを刻み、完熟トマトを粗みじんにしす。
・バターで炒めてから塩、こしょうで味を調えます。
・仕上げにバターを大さじ1程度落とすと、コクが出ます。
お皿にさわらのムニエルを盛りつけ、トマトソースを上からたっぷりかけます。仕上がりにレモン汁をふり、輪切りにしたレモン、刻んだパセリを散らすと色合いも美しく仕上がります。
さわらのタンパク質、トマトソースのビタミンで栄養的もアップします。ぜひ、夕食に試してみてください。トマトソースには、刻んだタマネギやマッシュルームの薄切りを加えると、ボリュームが出ます。
付け合わせに、緑の野菜(さやエンドウやブロッコリーのバター炒め)を添えるとよいでしょう。
