

ししゃも
魚の栄養と魚料理
朝食のおかずとしておなじみの「ししゃも」。
さっと焼きだけでおいしく召し上がれ、頭から丸ごと食べることができることからカルシウムを豊富にとれる、栄養価の高い便利な「庶民の味方」です。
国産のししゃもは、北海道の太平洋岸でとれますが、現在私たちの食卓にのぼっているものの多くは、「からふとししゃも」が主流です。ノルウェーから輸入したものです。
丸ごといただけることから、カルシウムが抜群に豊富です。ビタミンA、ビタミンB2を多く含みます。1尾は5gほどと考えると、目安になります。
ただし、卵を含んでいるので、コレステロールも桁はずれに高いことから、注意が必要です。
コレステロールを気にされているかたは、卵をはずして(とっても残念ですが・・・!)いただくことを考えたほうがよいかもしれません。
ししゃもというと、そのまま焼くだけという料理法が一般ですが、これでは朝食のおかずからなかなか抜け出せません。ひと工夫して、夕食のおかずにランクアップさせてみましょう。
たとえば、衣にひと工夫してフライにしてみてはどうでしょう?
ゴマ、アーモンドの衣揚げはいかがでしょう。
ししゃも(4人分で12尾が適量)に、塩、しょうが汁、酒、ゴマ油、こしょう少々で下味をつけます。
ししゃもに下味がなじんだら、汁けをよく拭き取り、片栗粉、溶き卵を順につけます。半分にはゴマを、残りの半分にはアーモンドをまんべんなくまぶし、低めの温度(約160度)に熱した揚げ油でこんがりと揚げます。
ししゃものちょっと変わった魚料理です。お弁当のおかずにもいいですね。
